組合員の必要とする商品を良質、かつ適正価格で安定供給し漁家経営の安定に貢献できるように努めております。
また地産地消の推進を県漁協と連携し、商品の選定や販路の拡大をしており組合員以外の方もご利用いただけます。
JF共済は、組合員やその家族及び地域の皆様に「万が一」の安全・安心をお届けすることが第一として「JF共済3ヶ年計画」をたて取り組んでおります。
当組合としても組合員の生命、財産を守るため、チョコー(生命共済)・くらし(建物共済)・カサイ(火災共済)・団体傷害保障の加入促進を勧め漁家経営の安定に貢献しています。
当組合では毎年、沿岸域の環境整備として海辺の清掃を行っています。さらに地元主催の海浜清掃にも積極的に参加しております。
また2年に1回、貝桁網を使った大がかりな海底清掃を実施しています。
国、県、市の指導もと、門前川・今津川における稚貝採取と県からの提供稚貝を中間育成・放流し、外敵駆除、及び被覆網で保護することでその繁殖に努めています。
組合役員により「稚魚等放流部会」を設置し、国・県・市などの専門員の指導のもと放流する魚種、数量、場所などを選定し実施しています。
令和5年度の実績はヒラメ25,000尾 マコガレイ16,500尾 ガザミ200,000尾 車エビ800,000尾 キジハタ13,800尾 オコゼ19,800尾 アカアマダイ4,000尾 アイナメ4,000尾 でした。
放流 未来へ繋ぐ
しろうお漁 伝統漁法の伝承
しろうおは体長4~5センチのハゼ科の魚。漢字で「素魚」と書き、普通は海にいますが春になると川を上り、砂れきの下などに卵を産みます。
四つ手網を使ったしろうお漁は、春の風物詩として人気です。
当漁協では、産卵場の確保を含め伝統的な漁法の保存に努めております。
令和4年10月、岩国市藤生町の荷さばき場改築工事が終わり、新たに「エフベース」として生まれ変わりました。
エフベースでは、より衛生的で効率的な集荷、選別、出荷体制が可能となり、地元の水産業の経営安定化や売上げの向上につながることを目指しています。
この施設は、防衛省の補助事業「民生安定助成事業」を活用しています。
竣工 2022年10月